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「オン・ターゲット!」 - 第2戦 サガテレビ杯

新年あけましておめでとうございます。
旧年に引き続き、本年も「身近に体感できる熱気球イベント SAGAバルーンミーティング」をお楽しみください!

っと、新年の挨拶もそこそこに、1月10日(日)に開催されたSAGAバルーンミーティング 第2戦 サガテレビ杯を振り返ります。

この日、嘉瀬川河川敷上空は穏やかな北西風。
午前7時からメイン会場の嘉瀬川防災ステーション玄関前で実施された公開ブリーフィング(競技者間会議)にて、この北西風を利用したタスク(競技種目)が設定されました。

#1 パイロット・デクレアド・ゴール [PDG]
#2 フライ・イン [FIN]

STS杯 STS杯

両方のタスク共に、佐賀インターナショナルバルーンフェスタではおなじみのタスクですが、

#1 パイロット・デクレアド・ゴールは、離陸前にパイロットが、事前に定められたエリア内でゴールを宣言(デクレアド)し→離陸→上空を風をつかんでゴールに近づき→マーカーを投げるタスク
#2 フライ・インは、会場河川敷内に設定されたターゲット(今回は赤のX印)に近づき→マーカーを投げるタスク

となり、会場の外で離陸したバルーンは、#1のPDGで各々のゴールに向かった後、#2のFINで会場に設定されたターゲットに向かってくる競技内容となりました。

そのため、この日はバルーンが会場に近づいてくるまで小一時間ほど掛かるということで、
バルーン朝市にてゆっつら〜と朝食をとられる方や体験搭乗を楽しまれる方を多く目にしました。
(私も温かいうどんでほっこりさせていただきましたw)

STS杯

午前8時30分。

会場に設定されたターゲットへの一番乗りは佐賀県食糧B.Cの坂口パイロット!
会場北西(小城、三日月方面)、数キロ離れた地点から離陸した坂口パイロットでしたが、会場内のターゲットを横切るように一度、東の河川敷土手までバルーンを移動させた後、高度を落とし、東から西に向かう風をとらえて、再びターゲット上空に...パイロットがマーカーを手にもち...マーカースロー...

「オン・ターゲット!」

防災ステーションから、河川敷ターゲット近くに移動された観客の皆さまからは拍手と歓声がこだまし、それに手を振って答える坂口パイロット、カッコイイ!

STS杯 STS杯

この坂口パイロットのオン・ターゲットを皮切りに、続々と会場内へとバルーンを寄せてくるパイロット。
坂口パイロットと同じような軌跡を取れば、同じようにターゲットに近づけるんじゃ...っと、単純に思ってしまうのですが、そこは時々刻々と風が変わる佐賀エリア。すべてのパイロットがターゲットに近づけるとは限りません。

ターゲットの東側から攻めるパイロットもいれば、西から攻めるパイロット、はたまた北から攻めるパイロットもいたりと「目には見えない風」をつかんでのスカイスポーツ・バルーンならでは、見応え充分なフライ・インが展開されました。

STS杯 STS杯 STS杯

バルーンといえば、河川敷から数多くのバルーンが一斉に飛び立つ「一斉離陸」が代名詞となっていますが、「フライ・イン」も、バルーンが「スポーツ」でスリリングな競技だと知って、楽しんでいただけるではないと思う次第です。
(ちょっと待ち時間長いけど、そこは朝市でカバー!)

次戦、第3戦 NTT西日本杯は1月24日(日)の開催です。

午前7時からは嘉瀬川防災ステーション前で公開ブリーフィングも実施しますので、バルーンの「スポーツ」な一面を覗いてみたい方はぜひお集まりください。

STS杯

(文 / ウェブボランティア 帆秋 圭司,写真 / ウェブボランティア 小野 有美子)

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電話 0952-40-7111

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