熱気球世界選手権
2016worlds
熱気球世界選手権は、国際航空連盟(FAI)加盟各国の代表選手による熱気球競技の世界大会です。1973年の第1回大会からほぼ2年に1度開催されており、開催地は、国際気球委員会(CIA)定例本会議での投票で決定されます。
[参考]国際航空連盟公式サイト
2016佐賀熱気球世界選手権
2016年の第22回熱気球世界選手権の開催地については、2014年3月にスイス・ローザンヌで開催された国際気球委員会総会にて投票が行われ、同じく開催地として立候補していたアルバカーキ(アメリカ)を抑えて、佐賀(日本)での開催が決定されました。
佐賀での熱気球世界選手権の開催は、第9回(1989)と第13回(1997)に続いて3回目となります。
大会概要
大会名
2016佐賀熱気球世界選手権 / 2016熱気球ホンダグランプリ 最終戦
22nd FAI World Hot Air Balloon Championship / 2016 Hot Air Balloon Honda Grand Prix -Final Round-
会場
佐賀市嘉瀬川河川敷
開催期間
2016年10月28日(金)から11月6日(日)まで10日間 ※「2016熱気球ホンダグランプリ」 10月28日(金)〜30日(日)
主催
2016佐賀熱気球世界選手権組織委員会
(一般財団法人日本航空協会、日本気球連盟、佐賀県、佐賀市、佐賀バルーンフェスタ組織委員会 ほか)
実施主体
公認
国際航空連盟(FAI)、国際気球委員会(CIA)
※「2016熱気球ホンダグランプリ」については、熱気球グランプリ運営機構(Air-B)
競技参加チーム数
FAI加盟各国からの100選手に加え、
・第21回FAI熱気球世界選手権 1位〜3位選手
・第2回FAIジュニア熱気球世界選手権 1位選手
・第2回FAI女性熱気球世界選手権 1位選手
合計105名(機)参加
※その他、熱気球ホンダグランプリ・フェスタ・ファンタジア・オフィシャル含め総計186機参加
熱気球世界選手権 開催地
回数 | 開催年 | 開催地 | 参加機数 | 優勝者 |
---|---|---|---|---|
1 | 1973 | アメリカ / アルバカーキ | 14ヵ国/32機 | Dennis Floden |
2 | 1975 | アメリカ / アルバカーキ | 15ヵ国/34機 -日本初参加- |
David Schaffer |
3 | 1977 | イギリス / ヨークシャー | 22ヵ国/51機 | Paul Woessner |
4 | 1979 | スウェーデン / ウプサラ | 16ヵ国/33機 | Paul Woessner |
5 | 1981 | アメリカ / バトルクリーク | 21ヵ国/82機 | Bruce Comstock |
6 | 1983 | フランス / ナント | 20ヵ国/70機 | Peter Vizzard |
7 | 1985 | アメリカ / バトルクリーク | 23ヵ国/98機 | David Levin |
8 | 1987 | オーストリア / シュライテン | 23ヵ国/98機 | Albert Nels |
9 | 1989 | 日本 / 佐賀県佐賀市 | 25ヵ国/102機 | Benedikt Haggeney |
10 | 1991 | カナダ / サン・ジャン・シュ・リシュルー | 26ヵ国/101機 | Albert Nels |
11 | 1993 | ルクセンブルク / ラ・ロシェット | 32ヵ国/101機 | Alan Blount |
12 | 1995 | アメリカ / バトルクリーク | 33ヵ国/86機 | Joe Heartsill |
13 | 1997 | 日本 / 佐賀県佐賀市 | 38ヵ国/112機 | David Bareford |
14 | 1999 | オーストリア / バッドヴァルタースドルフ | 32ヵ国/90機 | Bill Arras |
15 | 2002 ※ |
フランス / シャテルロー | 36ヵ国/99機 | David Bareford |
16 | 2004 | オーストラリア / ミルデューラ | 30ヵ国/87機 | Markus Pieper |
17 | 2006 | 日本 / 栃木県宇都宮市・茂木町 | 36ヵ国/66機 | John Petrehn |
18 | 2008 | オーストリア / ホーフキルヒェン | 36ヵ国/98機 | François Messines |
19 | 2010 | ハンガリー / デブレツェン | 34ヵ国/129機 | John Petrehn |
20 | 2012 | アメリカ / バトルクリーク | 29ヵ国/103機 |
Nick Donner 藤田 雄大 3位 |
21 | 2014 | ブラジル / リオクラロ | 22ヵ国/58機 | 藤田 雄大 |
22 | 2016 | 日本 / 佐賀県佐賀市 | 31ヵ国/105機 | Rhett HEARTSILL |
23 | 2018 | オーストリア / グロース=ジークハルツ | 34ヵ国/105機 | Dominic BAREFORD |
2020 | (2022年に延期) | |||
24 | 2022 | スロベニア / ムルスカ・ソボタ | 32ヵ国/105機 | ZEBERLI Stefan |
25 | 2024 | ハンガリー / セゲド |
※ スカイスポーツのオリンピック「ワールド・エア・ゲームズ」が、1997年から4年に1度開催されることになり、開催が重なった年の「熱気球世界選手権」を1年遅らせたため、第15回大会(2002年)以降は偶数年開催となりました。
English site
22nd World Hot Air Balloon Championship
最終更新日 2024年09月06日