バルーン競技

バルーン競技は、目的地までどれだけ近づけるかを競う「スカイスポーツ」です。

ご存知のとおり、バルーンは飛行機のプロペラや自動車のハンドルのように自由に機体を操縦できる装置を持ちません。
唯一できるのは、バルーンに取付けたバーナーを点火し、温かい空気を球皮内に送ることによる上昇と、球皮内に温かい空気を外に排出することによる下降のみであり、水平方向(東西南北)への移動は、上空に吹く自然の風を利用するしかありません。

2016佐賀熱気球世界選手権(佐賀インターナショナルバルーンフェスタ)が開催される佐賀平野上空は、風向きや風速の異なる風の層が何層も重なっており、また、時間と共に変化するため、日本でも屈指の競技エリアとなっています。
目的地(ゴール、ターゲット)に的確に近づくためには、上空に吹く風の性質を見極め、瞬時にその風に向かってバルーンを上下させる高度な技術が必要となります。また、上空にてパイロットが得られる情報は限られているため、地上のチームクルーと密に連絡を取り合い、風の状況を細かく正確に捉えることが鍵となります。

このように、バルーン競技は自然の風を利用するため、競技の行われる時間帯の気象状況を考慮した競技種目(タスク)が、競技直前に開かれる タスクブリーフィング(競技者間会議)にて協議され決定されます。



(バルーン競技の流れ)

代表的なタスクとして、バルーン競技を主催する競技委員が決めた目的地(ゴール)を目ざす ジャッジ・デクレアド・ゴール(JDG) や、離陸前にパイロットが自分で決めたゴールに向かって飛ぶ パイロット・デクレアド・ゴール(PDG) などが上げられます。 また、ミニマム・ディスタンス(MND) のように離陸地とターゲットが同一箇所となるタスクもあります。その時の気象状況に合わせて1回のフライトで複数のタスクを連続的に行うケースもあります。

タスクは目的地の(距離)指定の他に、離陸時間帯や競技終了時間等、細かい競技ルールが定められておりタスクシートにまとめられ、パイロットに配布されます。

タスクブリーフィングでは、競技委員から競技タスクや気象状況の説明が行われる他、パイロットにはマーカーと呼ばれる砂袋(実際にはプラスチックが詰められた袋)が渡されます。 1フライトで複数のタスクが行われる場合は、タスクシートに沿って色の異なるマーカーが渡され、指定された色のマーカーを投下する必要があります。

(パイロットがターゲットにマーカーを投下する様子)
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パイロットは、設定されたタスクに沿って競技を行い、目的地(ターゲット、ゴール)に近づくとマーカーを投下します。
タスクシートに決めらた競技ルールに従い(ルール違反がなく)、目的地とマーカーの距離が近いパイロットが高得点となります。

2016佐賀熱気球世界選手権では、午前と午後の1日2回、バルーン競技が予定されています。

大会前になりますと、来場予定の方から「○日に行く予定ですが、競技はありますか?」 と、お問合せいただくことがありますが、競技が行われるかどうか、どんな競技が行われるかは、その日その時間帯の気象状況に大きく影響されるため、競技直前に開かれるタスクブリーフィングで決められます。

タスクブリーフィングの結果は、競技者への公平性を保つため、場内アナウンスまたは公式サイト、Facebookやtwitter等の公式SNSで一斉にお知らせいたします。

最終更新日 2016年10月25日

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